コード-スケール対応の基本
コードごとに「安全に使えるスケール」を対応させる考え方
コード-スケールとは
コード-スケールとは、あるコードの上でアドリブする時に「その上で使いやすい音の集合」として対応させるスケールのことです。
Cメジャーキーの基本対応表
Cメジャーキーの7つのコードそれぞれに、対応するモードを当てはめると、次の表のようになります。(「アイオニアン」は「イオニアン」と呼ばれることもあります。同じモードです。)
面白いことに、これらは全部「Cメジャースケールと同じ7音」を、開始位置だけ変えて弾いているだけなのです。右の列の音を見比べてみてください。
Cメジャーキーのコードと、対応するモード
| コードの度数 | コード | 対応するモード | 使う7音 |
|---|---|---|---|
| Imaj7 | Cmaj7 | Cアイオニアン | C D E F G A B |
| IIm7 | Dm7 | Dドリアン | D E F G A B C |
| IIIm7 | Em7 | Eフリジアン | E F G A B C D |
| IVmaj7 | Fmaj7 | Fリディアン | F G A B C D E |
| V7 | G7 | Gミクソリディアン | G A B C D E F |
| VIm7 | Am7 | Aエオリアン | A B C D E F G |
| VIIm7♭5 | Bm7♭5 | Bロクリアン | B C D E F G A |
鍵盤と指板でアドリブを体験してみよう
アドリブは、思っているより単純に始められます。伴奏のコードに合わせて、そのコードに対応するスケールの音だけを選んで弾けば、それだけでフレーズになります。
「伴奏を鳴らす」を押して、鳴っている間に下の鍵盤(またはギターの指板)を自由にクリックしてみてください。伴奏はIIm7 → V7 → Imaj7 → Imaj7をくり返し、コードが変わるたびに、色のついた音が切り替わります。
色のついた音は、そのコードに対応するスケールの音なので、どの順番で押しても大きく外れにくくなっています。黄色(ルート)と濃い青(コードの音)は、特に落ち着いて聞こえる音で、フレーズの終わりに置くと収まりがよくなると言われています。
「伴奏のキー」を変えると、使える音も変わります。Cメジャーキーは白鍵だけですが、GやFなど、ほかのキーでは黒鍵の音(♯や♭のついた音)が加わります。どのキーでも、コードごとに使えるスケールは同じ考え方です。
伴奏を止めている間も、上の箱を押すと、そのコードを鳴らして色を切り替えられます。
伴奏を鳴らしながら、鍵盤やギターの指板をクリックしてアドリブしてみましょう
Cメジャーキーは、♯も♭もつかない音だけです(鍵盤では白鍵だけ)。
いまは Dm7 の上です。使えるのはDドリアンの音(色のついた鍵)です。
対応表のスケールは、どれもCメジャースケールと同じ7音です。だから大切なのは、今鳴っているコードがどのコードかを意識して、対応するモードを選ぶことです。
この表はダイアトニックコードの上での基本形です。V7の上ではミクソリディアンのほかに、あとで学ぶオルタードなども使われます。
