セブンスコードの構成音
トライアドに4つ目の音を足した、ジャズの基本コード
セブンスコードとは
セブンスコードとは、トライアド(3和音)に「7度」という4つ目の音を足したコードです。ジャズでは、トライアドよりもセブンスコードの方がよく使われます。
トライアドが「3度を2回積み重ねたもの」だったのに対し、セブンスコードはそこへもう1回3度を積んだ、「3度を3回積み重ねたもの」です。
5種類の代表的なセブンスコード
積み重ねる3度が長3度(半音4つ)か短3度(半音3つ)かで、7度の高さが決まり、コードの響きが変わります。下の図で、5種類の積み重ね方を比べてみましょう。
・メジャーセブンス(maj7): メジャートライアド+長7度(11半音上) → 落ち着いた、おしゃれな響き
・ドミナントセブンス(7): メジャートライアド+短7度(10半音上) → 次のコードに進みたくなる、緊張感のある響き
・マイナーセブンス(m7): マイナートライアド+短7度(10半音上) → 落ち着いた暗さ
・マイナーセブンスフラットファイブ(m7♭5): ディミニッシュトライアド+短7度(10半音上) → 不安定さと落ち着きが混ざった響き
・ディミニッシュセブンス(dim7): ディミニッシュトライアド+減7度(9半音上) → とても不安定で、独特な響き
ディミニッシュセブンスの7度(減7度)はB♭♭(ダブルフラット)で、Aと同じ音です。音の高さはAでも、3度を積み重ねた結果としてB♭♭と呼びます。
3度を積み重ねてできる5種類のセブンスコード(Cの場合)
Cmaj7
C・E・G・B
C7
C・E・G・B♭
Cm7
C・E♭・G・B♭
Cm7♭5
C・E♭・G♭・B♭
Cdim7
C・E♭・G♭・B♭♭
Cメジャーセブンス(C・E・G・B)
押さえ方で響きを確かめる
ギターの5弦〜2弦の4本を使った押さえ方です(×の弦は弾きません)。どのコードもルートはCで、5弦3フレットを押さえます。
隣どうしを見比べると、動かす指は1本だけ、それも1フレット分だけです。Cmaj7→C7は3弦を下げて7度を半音下げ、C7→Cm7は2弦を下げて3度を半音下げ、Cm7→Cm7♭5は4弦を下げて5度を半音下げ、Cm7♭5→Cdim7は3弦をさらに下げて7度をもう半音下げています。
実際に弾いて(または「音を鳴らす」ボタンで)、1音変わるたびに響きがどう変わるかを聞き比べてみてください。
セブンスコードの押さえ方(上が1弦・下が6弦、左がヘッド側。丸の中は音名、黄=ルート・青=3度・緑=5度・紫=7度)
Cmaj7
C7
Cm7
Cm7♭5
Cdim7
同じ「Cのコード」でも、7度が長7度(B)か短7度(B♭)かで響きは大きく変わります。maj7は落ち着いた響き、7は次に進みたくなる響きと、まず覚えましょう。
Cdim7・E♭dim7・G♭dim7・Adim7は、綴りは違っても同じ4つの音の集まりです。短3度を3つ積む形は、どの音から数えても同じ形になるからです。
